なぜ私は北欧にスキー縦走に行ったのか その①

山のこと

「なんでここに来たの?」

何度もこの旅をしている途中に聞かれた。何でだろう。

自分でもわざわざ遠く離れた日本から1年間に2回もこの地に来るとは思ってもみなかった。

でも、私はまた北欧の地に来ていた。

スタート地点のStorlien にて

初めて北欧に訪れたのは去年の夏2022年7月。

2020年に予定していたワーホリでニュージーランドに行く予定も、国境閉鎖のため渡航できず、その後もニュージーランドの国境はなかなか開くことがなく、あぁ、もう海外は遠い未来の話かぁ、と思っていた矢先、2022年の4月に勤務先(当時はゲストハウスで働いていました)にお客さんとして来てくれた女の子と出会いました。

彼女は北欧のデンマークでフォルケホイスコーレ(デンマーク発祥の国民学校のことで、試験や成績が一切なく、民主主義的思考を育てる場で、知の欲求を満たす場であり、国籍などは関係なく17歳以上であれば誰でも学ぶことができます。)に行って、今年の夏もデンマークに行こうと思っている、という話をしてくれました。

そして、その当時は他の諸外国はワクチン接種義務や、陰性証明など煩雑な手続きが必要、隔離期間が必要、もしくは入国できないなどの状態であったのですが、北欧の国々はほとんどその必要がなく、入国できることを教えてもらいました。

あれ、、、、、海外諦めてたけど北欧ならいけるのか、、、、?

北欧について調べているうちに、なかなか日本人で行ってる人もそんなに多くなく(アメリカやニュージーランドのロングトレイルに比べて)、情報もそんなに多くなく、私の好奇心がそそられて、行ってみよう!と思い、夏の北欧行きが決まりました。

夏の北欧のことすらまだ、記録できてないですが(そのうちちゃんとまとめたいです…笑)、その時によく見かけた北欧の標識がハイカーとスキーヤーとで分かれており、地図にも「for summer」「for winter」で違うルートの記載があり、あぁこの国ではスキーが日本とは違う形で親しまれているんだろうなぁ、と感じていました。

スキーの人と、ハイカーの人のアイコンが

そして、またいつかこの地を訪れることがあるなら、スキーで来たいな、と思っていたのです。

そして2023年になり、1月初旬。

友人達と山スキーに行っている時に、そのうちの1人が

「3月にオートルート行くんすよねー」

「えーーー!いいなぁーヨーロッパオートルート。わたしも行きたいと思ってたんだけど、パートナー核心だよね…」

「え、行きますか?」

「え!いいんですか…?!」

とまさかの本場オートルートに行くことになり、でもオートルートだけのために往復20万円超の航空券はなぁ…うーん…

あ、北欧も合わせていけばいいか💡

と、そんな感じで北欧行きが決まりました。

この時は期間も時期もルートも何も決まっておらず、

「んーーーまぁ20日間くらいスキーツアーできたらいいし、オートルートが予備日含めて10日間くらいと考えて、まぁざっくり1ヶ月ちょいくらいかなー」

と、航空券をとりました。

あとあと何も決まってなさすぎたり、装備のこととかであたふたしますがそれもまた、機会があれば…

つづく…(多分)

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